醤油工場見学

昨日は湯浅醤油の工場見学に行ってきました。

醤油発祥の地が湯浅とのこと。

樽で寝かせて作られてるわけですが、

この大きな樽を作れる職人さんはもう2人しかいらっしゃらないとのことで、樽が古くなったのを機にタンクに変える会社もあるとのこと。タンクだと良い微生物が棲み着くことができないから蔵ごとの独特の味わいが出にくいのかなーって聞いてて思いました。

醤油麹に塩水を混ぜて樽に移したら18ヶ月以上熟成させる。その間は週に1回スタッフが長い棒を使ってかき混ぜて麹菌などに酸素を送り込む作業をするのだそうです。手間と時間がかかる本物の醤油。

味噌作りで使う麹は米麹なので、醤油麹とは違ってましたが…納豆菌との兼ね合いもあり醤油の仕込みは全て冬の間にされるそうです。夏に仕込むと納豆菌の生息域に達しちゃうからとおっしゃってました。納豆菌は強いですからね。

我が家はここ数年納豆は買わず家で作ってます。菌が強いのでヨーグルティアにお任せで失敗なし。味は大豆本来の味を味わえて買うより美味しいです。お値段は…日本だと同じくらいかもしれません。自分で作ると材料も選べるし何より無添加。安全安心。

我が家の納豆事情に話はそれてしまいましたが、いろいろ学べた有意義な工場見学になりました。昔ながらの製法で作られたものって素晴らしいなと思ったクリスマスでした。

今年のクリスマスは餅つきと醤油工場見学。子供達はプレゼントをもらってケーキを食べたけれど和な冬行事。日本でしか味わえないからイイね。