HAPPY TO YOU💕育児と自分磨きの日々

ロンドンで7歳と2歳の育児中のワーキングママの日記です。ずっと抱えてきた心の傷を治すべく格闘した日々の振り返りと日々の育児と日々の記録を書いています。

違和感の正体

最近忙しいなと感じる日々。いつも何かに焦ってる?

ひと昔前よりは心の焦りもマシになったけど、やる事多いことに変わりはない。

早朝に目覚めたのにゴロゴロして携帯ゲームしてた今朝。やり残した家事などいろいろあるのに。昔は四六時中やってた携帯ゲーム。一種の中毒。最近は携帯ゲーム時間はグンと減りました。前は頭では携帯ゲームは無駄だってわかっててもやめられなかった。無理にやめようとするとストレスを感じてました。理由はわからないけれど、片づけを始めてから携帯ゲーム依存が治りました⁽完治したかは不明ですが⁾。

携帯ゲーム依存が治ったと言いながら朝からゲームをしてた私ですが、8時にはすべての準備を整え息子をナーサリーに連れていく前にスーパーに買い物に行ってきました。

今日の朝はロンドンらしからぬ青空。

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寒いけど散歩も楽しかった。息子の歩幅で一緒に歩ける時間がもてたことが幸せだった。その後ギャン泣きされましたけどね。ギャン泣きされた後の空はこちら。

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ちなみにこれが朝10時。

冬のロンドンは鬱を引き起こす日照時間の短さ。霧の都ですからね。

 

序章長すぎの今日はある人と話していて違和感を感じた時のことを。

私は娘を妊娠してから心の闇と向き合ってきて、ようやく落ち着いた生活を送れるようになりました。今までの記事はコレ↓。

心が満たされる瞬間① - shinoyuka33’s blog

リンクを張り付けるほど過去の記事があるわけでもないし、そもそも完結してません。

このある方は私の前で旦那を大切に思う良き妻であるというエピソードを今まで多々語ってきてました。私は何も考えず、大好きな人と結婚出来て良かったね~と思って微笑ましく聞いていたのですが、彼女が妊娠してからの会話に何となく違和感を感じるようになりました。出世欲もなく家族第一だと語ってきた彼女。妊娠による不調が続く中、彼女はまだ旦那への気遣いを忘れない良き妻である自分の美しき姿を私に語ってきました。

文面にして読み返せば美しい家族愛。だけど、何だか漂う違和感。

別に詮索することもないし、他の人に相談するほどのことでもないので放置してました。だけど、色々と環境に変化があり他の知人たちと彼女の話をすることがあった。別に悪口とかではなく普通の会話で。そこで聞いた私に話していた内容とは違う話。

少なくとも出てきた3つの違う顔。私に話してた内容とは違うよ~レベルだけど。

一緒に話をしていた心理学を学んだ友人が、「それぞれの人の前で装ってる自分を変えてるタイプじゃない?そういうことしてて疲れないのかな?」と言った。

それでやっと違和感の正体がつかめたような気がした。

私に見せてた姿は実際のものではなく、良き妻を演じてた姿だったんだと。それぞれの人の前で演じるキャラは違うから共通の知人が語る彼女の姿は違ってた。

育児と仕事のはざまで悩む私の前では、仕事や出世に関心なく旦那を愛し家族愛に満ちた良き妻を演じる。また別の人の前では別のキャラ。

違和感の正体は装っている姿をみせられてるから感じるものだったみたい。

 

疲れるだろうな~そんな生活。

彼女ほど完璧に良い人を演じ切る余裕のなかった私ですが、演じようとしてました。新しい名前を作り完璧な人間を作り上げようとしてブログを始めたこともありました。2回くらい更新したかな?しんどすぎて続きませんでした。

甘やかしと言葉による暴力を受けて育ってきたせいで、ワガママで自己嫌悪感の強い私。完璧主義者でした。すべてが完璧でないと気がすまない。さらに強がりで気が強い。最悪キャラ。だけど完璧にできるものなどない弱い人間の私。他人に嫌われることをすごく恐れてたし誰かから認められたかった。だからこそ完璧な自分を装いたかったけど、水が満タンに入ったコップのようにギリギリで暮らしてきてたから装うということすら完璧にこなせなかった。ワガママな自分がひょっこり顔をだしたり…心が悲鳴をあげてたんだと思う。そんな中で私を救いにやってきてくれた天使が娘。

娘は私の辛い気持ちを小さい心と体で受け止めてくれた。娘をかわいいと思えず愛せない私だったのに。

あの当時のままギリギリのまま母親になって今まで過ごしてきてたらどうなってたんだろう。考えただけでも恐ろしい。私が感じてきた辛い思いを子供に押し付けて辛い人生を送らせることになってきてたのかと思うと恐怖。だけど、そうなってた可能性も0ではない。

もうすぐ8歳になる娘は私のせいで完璧主義です。完璧主義って良い面もあると思うけど生き辛い性格。自分もそうだったから辛さがわかる。だから今後の私の課題は彼女の完璧主義をどのように和らげてあげられるか。

子育てって本当に難しいと思う。本の通りに育つ子供なんていない。人間みんな違うように子供だってそれぞれの個性を持っていて、その子供を育てる親にだってそれぞれの個性がある。一番怖いのは、親の心の不満は家族で一番弱い小さい子供に向かってしまうという事実。

心理学オタクの友人が

「子どもが親に反旗を翻すことは死をも覚悟すること」

だといった。本当にその通りなんだと思う。だからこそ、反旗を翻すことはできない。

大きく傷ついた心で大きくなっていく。そんなアダルトチルドレンが私でした。

小学生のころは万引きがやめられなかった。助けてほしいというサインだったはず。

万引きは立派な犯罪です。バレなかったとは言え自分のやってた過去の犯罪を肯定したいわけではありません。今は反省しています。

幸か不幸かばれることなく今までの人生を歩んできた。バレてても親は私の心の傷に気づくことはなかったと思う。自分たちが行ってる育児に間違いはなかったと言い切った父親だから。

子どもが必死に出すサインは大人にとったら些細なもの。どちらかというと面倒な出来事のことが多い。私の万引きのように。だけど、万引きという事実が起きた背景にどんな傷があるのかを大人は気づいてあげないといけないんだと自分の経験を振り返って思う。

私は胸を張って良い母親ですなんて言えない。こんな親ならいらないって自分でも思うこと多々あります。だって、自分が嫌いだった親がそのまま乗り移ったような自分にフッと気づく瞬間があるから。凹んでも良いことないので、気づけた自分を褒めてあげるようにしてます。そうすることで自分が少し楽になれるから。

子ども時代って本当に大変だ。親を選べないから。

親は子供を産むか産まないか選択があるけれど、彼らにはない。

理由はどうあれ子どもを産むという選択をしたのは私。

親の都合で義務でもない保育園に通わせられてる息子⁽毎日行きたくないとギャン泣きします⁾。

そんな息子に感謝の念を込めて大好きな電車やバスがいっぱい飾ってある交通博物館に連れて行ってあげようと思った。明日私は仕事なので主人に頼みました 笑

弱い自分を受け止めて、自然体で。無理しない程度に子供と自分の調和がとれる子育てができれば理想ですね。そんなのあるのかな。

今日はめっちゃ長くなってしまいました。すいません。