HAPPY TO YOU💕育児と自分磨きの日々

ロンドンで7歳と2歳の育児中のワーキングママの日記です。ずっと抱えてきた心の傷を治すべく格闘した日々の振り返りと日々の育児と日々の記録を書いています。

自己評価と他者評価

私は自己評価が著しく低く自分に自信がなくて苦しんできた。 

だけど最近、自己評価が高くて苦しんでる人の存在に気付きました。
 彼女は私の同僚。彼女は自分では仕事を一生懸命こなして頑張ってるらしい。だけど他者からは評価されてない。私も仕事面において彼女を評価した事はないに等しい。休憩はいつも与えられた時間よりも長いし携帯見まくってるし、昼寝してた事もあったとか。時間にやらないといけない仕事があったのに別部署の同僚と喋っててすっ飛ばしたり。周りの同僚は彼女のことをサボリ魔的な感じでジャッジしてる。
公平とは言えない会社での昇進だけれど、彼女はずっと昇進できずにいる。一緒に入った同期がどんどん昇進していく中、彼女だけが足踏み状態。直属のボスに昇進させてと訴えた事も1度や2度ではないと聞く。
直属のボスは八方美人度100%な人で自分の立場を必死に守りたい人なので、あらゆる人の前でいい顔を見せていたい人。なので彼女の昇進の訴えに対してボスは他の人に相談する事もしないし昇進できない本当の理由も彼女に伝える事もせず「昇進のリクエスト用紙を提出し忘れた」「今回昇進できないのは不幸だった」となんとも理解できない内容の答えを返したらしい。このボスがマネージャーとしての仕事をしてない事はさて置き、自己評価の高い彼女はフラストレーションがたまりまくってる様子。
私はこんなに一生懸命に仕事してるのに何で昇進できないの?
と泣く事も何度もあったらしい。
 
彼女の本当の不幸は昇進できない事ではなく、他者評価と自己評価がズレてるって事を誰からも教えてもらえない事だと思った。自己評価と他者評価がズレてると辛いだろうなって初めて気づいた私。私の場合はいつも自己評価が低かったので、他者評価が高いというズレが生じても嬉しい出来事でしかなかったけど逆は結構大変。そもそも彼女は他者評価もきちんと教えてもらう事なく昇進できないという現実だけを目の当たりにしなければならない。
本人に改善の余地があるのに誰からも改善するすべを教えてもらえない彼女。辛いだろうなって思う。自分のどこがいけないかを教えてもらう事なく出来てないっていうレッテルを貼られてる事って辛いだろうな〜と思いながら彼女をみてる。
彼女は仕事を一緒にすると抜け落ちが多い分イライラしちゃうけど、友人としては良い人。憎めないキャラ。
私と一緒に転職活動中の身分。情報交換もしてる。
彼女にとって良い上司のいる会社が見つかればいいなと思ってる。成長するために必要な事を教えてくれる上司の下で働けることって幸せだと思う。
今思えば就職して初めての上司は最高の上司だった。あの当時は分からなかったけど、彼女は私を成長させてくれた。どうしようもない私だったのに見捨てずに育ててくれた。私の人生の幸運の1つだったのかな。