心が満たされる瞬間③
今日は初めてパソコンで更新。
いつもは通勤の電車の中で携帯で書いています。
今回も心の傷についての続きを書きます。
娘を妊娠してから読み始めた育児書は初めのころは赤ちゃん用の本だったので私の心を動かすような内容は書かれていませんでした。当時の私は読むだけで満足して参考程度にしてたように思います。
授乳中に子供の顔をみて話しかけてあげましょう。
とか書かれてありましたが、毎回動画見ながら授乳してたと思います。
振り返ってみると、授乳中でも娘と向き合えてなかったんでしょう。
娘には本当に申し訳ないなと今は反省しています。
今手元にある育児書と自己啓発本の類たちがコレ ↓
本類も整理したので今年の夏に買い足した本がほとんどですが、何度も読み返したいバイブル的な本も含まれています。
手あたり次第読み漁った私の心を鷲掴みして解決の糸口をつかませてくれた本は菅原裕子さんのこの本でした。これが私のバイブル。
いつどこで買ったのかも覚えていません。たぶんAmazon。
帰国前に日本で読む本をバーッとオーダーしてるときに注文したのかな。
だけど、この本は読まれずに放置されてました。
ふと家の本棚を眺めてた時にこの本の存在に気づき読み始めました。
当時の私が衝撃を受けることになったのは第2章。
子どもに教えたい3つの力
- 愛すること
- 責任
- 人の役に立つよろこび
愛することの項目には自己肯定感について書かれていました。
それまで私は自己肯定感という言葉も知りませんでした。
自己肯定感とは、自分の存在を肯定する感覚です。自分はここにいるべき人間であり、まわりの人は自分の存在を喜んでいる。自分の存在が家族に幸せをもたらしていて、そんな自分でいることがうれしい。「私は自分が好きだ」という感覚です。この感覚は、私たちが自分としていきていくうえでもっとも基本となるもの。存在することへの自信です。
ー子どもの心コーチング、菅原裕子、54ページ
本にはこのように書かれています。
私の中の自己肯定感は皆無でした。低いというレベルではなくゼロ。全くなかった。この本を読んで私に足りないのは自己肯定感なんだと思いました。
「親に愛されなかった子は自分も人も愛せない」っていう項目のページもありました。
子どもとの関係性で悩んでいた私の心の問題は親から受け継がれてきたものなんだと認識することもできました。それと同時に、世代間連鎖を続けてきた自己肯定感を育めない現実に目を向け、私の代で終わらせたいとも思いました。
同じ本の第5章「親の幸せは自分でつくる」に親が自分で自分の自己肯定感を育む方法が書かれてありました。毎日自分の好きなところをリストアップする。毎日自分を褒める。
簡単なようですが、私のように自己肯定感が皆無もしくは超低い人にとってはすごく難しいことです。例には毎日50個好きなところをリストアップとありましたが、私は毎日50個も見つけられませんでした。10個が限界。無意識で自分の悪いところを見つけ批判する日々を送ってきていた私には難しかった。だけど、リストアップした後はすっきりした気持ちになれました。
子どもとを愛せない、小さい子供との関係で悩んでる人にはこの本をお勧めしたいです。私の経験に当てはまっただけかもしれませんが、自分を無意味に攻める感情から少し解放させてくれる本でした。まだまだ娘に迷惑をかけ迷走する私の日々は続きましたけど。
解決の糸口をつかめた本とこのブログの始めのほうに書きましたが、この本を読んで私の心の病の上辺に気づけました。氷山の一角をみつけられたっていうのかな?これからが本当の意味で心の病との戦いだったように思います。何度も一人で泣きました。娘を抱きしめながら「ごめんね。ごめんね。」と何度も号泣しながら言い続けたこともありました。
これから起きる私の辛い日々は後々書いていこうと思います。
自分の心の整理のために。
だれか同じように苦しんでる人が少しでもらくになれることが書けてたら嬉しいです。