あなたは何がしたいの？

今日は朝から穏やかな気持ちでブログを更新してゆったりステキな1週間を子どもたちと過ごせるのだと確信していました。

しかし、ブログの更新から3時間ほどで私の心は大きく乱れまくり挙句子どもを叩き育児放棄かのごとくベッドの上で一人過ごした午後の3時間。暴力とネグレクト。私のやってることはきっと虐待なのだと思います。

今朝はロンドンの冬らしからぬ晴天で子供達を連れて近所の公園に行きました。引っ越しして初めて行った公園でステキな環境で子供達と一緒に遊んでましたが、何故だかとめどなくかかってくる人材紹介会社からの電話(私が昔に登録したからだけれど)。電話はかかってきても仕事につながるものは何一つありませんでした。

公園の帰りに私に引っ張られてるスクーターに乗ってる息子を見ながらフッと「子どもが一番必要としてるのは無条件の愛情なんだ」と思いました。こうやって何気ない瞬間でも、この子は私に全てを委ねてるんだと。「だから子供達との時間を大切にしよう」そう思いました。

家に帰って休憩してから娘の誕生日プレゼントの手作りチョコを一緒に作ってから昼食を食べてたら同じように就職活動中の同僚から電話がかかってきました。彼女は今日面接を受けてきました。しかも私がずっとずっと狙ってたポジションの仕事。彼女は好感触だった。きっと仕事もらえると浮かれた様子で面接の内容を私に教えてくれました。必要な準備のことも。敢えてここで書きますが、彼女は何一つ悪いことはしていません。

彼女と話していて勝手に乱れて行く私の心は止められませんでした。まだ彼女が仕事を得たわけではないのですが、言いようのない焦燥感と敗北感に苛まれました。娘のピアノのレッスンがあったのにギリギリまで電話してたので大急ぎで向かうことになりお昼寝モードでご機嫌斜めな息子をも急かしたてイライラ全開。いつもスムーズに通過でる交差点で前の車がモタモタしてて長らく待たされて…子どもの乗ってる車で暴言を吐く私。未だにピアノの先生の家の通りまでは行けるものの家を見失う私に家をおしえてくれてる娘に教えるタイミングが遅すぎると当たり散らす私。レッスン後は車の中での昼寝で全然スッキリしない不機嫌な息子にイライラマックスで怒鳴り散らす私。挙句、きょうだいの揉め事に終止符を打つべく息子を叩いて部屋の隅に起きやってしまいました。そして私はベッドルームにこもって悶々とする。すんごい母親。めちゃくちゃやん。もぉ病気としか言えんくらい乱れまくってる。あり得ん。

今日は誰かに私の気持ちを聞いて欲しかったのだと思います。何も変わらないけど、ただ私の気持ちと状況を聞いて欲しかった。娘は私の近くにいてくれました。だけど、そんな彼女に心無い言葉を吐きかけて遠くに追いやって一人傷心したような私。

振り返れば、私は自分のなりたい職業が明確にあります。だけど、その職業は出張が多く今の私の環境には最適とは言えないかもしれない職業。そして今の私の職歴からその職業に移って行くのはかなりの倍率をくぐり抜ける必要があるわけで。そもそも私レベルでは求人先が限られてくる。だから倍率も高いわけで。就職活動をして行く中で成長してる自分を実感する日もあるけど、自分のやりたい職種を見失う事もあります。そしてジャンプアップではなく、ほんの数ミリ進んだだけだったり、別の職種に転職しようとしてる私がいました。そんな中同僚が私がどストライクに行きたかったポジションの仕事を見つけてきて面接に行って好感触だと言う。彼女が今置かれてる会社での状況は最悪なので彼女には新しい仕事を早く見つけて欲しいという気持ちはあるもののふつふつと湧き上がった嫉妬心。だって同じ仕事してても超適当で業種的に彼女には不向きなんじゃない？って私も思ってたし他の同僚も口を揃えて言ってました。だけど賢い彼女はテストのスコアは良いわけで。だから面接の準備も結構ピントの合った準備をした様子。

私の方が彼女よりも向いてるはず。きっとそういい気持ちが強かったんだと思います。だけど私には届かない面接の招待メール。履歴書に魅力がないのかな。そしてタイミングも悪いんだと思います。学びたい、前に進みたいと思っても全然できないもどかしい自分。誰も私を否定したわけじゃないのに勝手にそんな気分に浸ってる。もーダメだ。たぶん心の限界がきてるのだと思います。

少し前に就職活動は数週間か数ヶ月やめにすると決めてブログにも書いたのに、まだやめてない私。今の職場にも休む事なく出勤し続けてる私。出勤するたびに嫌なことに次々と出くわす最悪な状況。だからはやく抜け出したい。そんな風に強く強く願ってる私がいます。だから就職活動を辞められずにいるのだと思います。もー勤務希望を出して仕事を強制的に休んでしまおう。そう思います。心が望んでいること、きっとそれは休養。先週は風邪をひいて強制的に休養することになったけれど、そういうことではなく、身体は元気だけど、休養する事が必要なんだと思います。日々の生活に忙殺されるのではなく、散歩したりゆっくり流れる時間を楽しむ余裕。そんな余裕が私にはない。

子どもたちへの虐待行為をするまでに追い詰められて心の悲鳴に今日初めて気づくことができました。未熟すぎる母でごめんね。自分の心にも負荷をかけ過ぎたけれど、大事な子供達にも負荷をかけ過ぎました。あー何やってるんだろう私。真っ暗闇のトンネルにずっといるような一縷の望みの一筋の光も見えないようなそんな状況。真っ暗闇の中で一人佇んで、自分の心に問いただしてみようかと思います。

あなたは何がしたいの？