HAPPY TO YOU💕育児と自分磨きの日々

ロンドンで7歳と2歳の育児中のワーキングママの日記です。ずっと抱えてきた心の傷を治すべく格闘した日々の振り返りと日々の育児と日々の記録を書いています。

寄付は何の為❓

イギリスは財政健全化のため色々と緊縮財政策を取っていて、その一環として教育関連資金もバンバン削られてます。その影響でここ数年公立の学校が借金を抱えてるのが普通らしく、学校レベルでの収入源の確保に必死。

娘の学校も例外ではなくお金がないと折に触れて連絡が入る。前までは遠足に無料で参加できていたりしたのですが、今はそれも有料になりつつある。

自分の子供が参加する遠足だったり、使う教材だったりの費用を払うのは当然だと私は思うのでそれらが有料になる事に意義はない。ただ何となく腑に落ちない事もあって。

娘の学校は新たな資金源として全校生徒に寄付金を学期ごとに£30募ることにした様子。その手紙を読んでても何にお金を使いたいとか明確な目的が記載されてない。財政が緊迫してるから…とだけ書かれてた。その後回ってきたメールには「他の学校では学期ごとに£500募ってる学校もあるんだよ」と書かれてた。いや〜それはやり過ぎじゃないか。学校に毎学期£500寄付できる家ってどのくらいあるんだろうか。そもそもその額はあり得ないと私は思う。寄付である以上強制ではない。って事は払う家も払わない家も出てきて、結局集まったお金を生徒の数で均等に割って払った家族の子供が受けられる恩恵なんてその何分の一に縮小されるわけで。

学校を良くするためにイベントをやって資金を稼ぐ。だから手伝いが必要だと言うことは理解してる。だからケーキ焼いたり手伝いに行ったり色々な形で貢献してきたつもり。その事に関して異議はない。ただ寄付の額が莫大に跳ね上がった場合、我が家にそれほどの余裕があるわけではないのも事実。我が子が直接£500の教育を受けられるのなら払えても、他人の子供にも同じ教育をっていう精神で我が子に払った額と同等の教育が受けられないのであれば払えない。我が子の教育のために払うのであれば親として当然だけど、よそ様の子供のことなど構ってられるような余裕は我が家にはない。

手紙には払わなくても子供が不利益を被ることはないと書かれてた。だから払わないとかは思わないけど、どういう目的でお金が使われるのかもっと明確な理由が知りたい。さらに、前回はいくら集まったなど事後報告すら来なかった。そこは連絡が欲しいな〜お金を集める用途が不明な上に結果報告すらないとなると何を指針として支払う支払わないを選ぶべきなのか。

学校の役員さんに何のためのお金集めなのかという事を確認中。納得できる理由なら今すぐでもお金を払う。ただ政府からの支給額が少なくなっちゃったから補填と言うのであれば明確な理由とは言えない。しばし役員さんからの返事を待ってみようかろ思います。