どうする⁉️日本語教育⁉️
諦められず、昨日から再びサワードウのスターター作りを始めました。全粒粉100%で常温保存。さてどうなることか。最近春も近いな〜と思わせるような陽気10℃以上まで気温が上がるロンドン。時には15℃近くまで上がります。さらに室内なので暖房は入れてないけど20℃弱はあるかな〜。時間はかかるかもしれないけど、常温保存でいきましょう。何回も失敗してるので。
さて、今日は日本語教育について。先月9歳になった娘の話。
我が夫婦は日本人同士ですが、ロンドン在住。駐在員でもないので、いわゆる現地組ってヤツ。そんな環境で育ってる娘は地元の公立小学校に通っています。日本人補習校にも通わせていません。教育のために家庭内は日本語。
教育のためとか言いつつ、私が英語で言いたい事言えないから、話したいなら日本語で話せって言う私の都合とも言える。
そんな娘ですが、会話レベルでは訛りもなく結構高度なレベルを維持できている気がします。日本に毎年1回以上長期で帰国させて、祖父母の家に滞在。強制的に日本語環境を作ってる事と日本の漫画(ドラえもんとサザエさん)が好きな事が功を奏してる気がします。
読み書きはというと、まだまだ小学1年生を終えられないレベル。ここが私の悩みどころでもある(深刻ではないけど)。
完璧なバイリンガルって育てるのめっちゃ難しいらしいデスよー。
と人ごとのように言ってみる。
補習校に通わせていない我が家は、日本語の読み書きを教えるとなると親がやらないといけない。我が家の場合、そこをサボってたともいう。毎晩の読み聞かせは日本語でやってました。かなり長い絵本も児童書の入り口くらいの長いストーリーも読みました。今も時間が許す限り読んでますし、続ける予定。
私の場合は、英語の発音が悪すぎて子供の前で読みたくないので、
英語は読めない。
と言い続けてきました。息子にも同じスタンス。息子も本が大好きなので読んで欲しいようですが、まだ英語と日本語の区別がつかないのか私に英語の本を持ってきますが、一貫して
英語は読めない。
を貫き通しています。別に自信マンマンにいう事ではないけど。その代わりに
英語の本はお姉ちゃんに読んでもらって。
と娘にシフトします。息子の英語の読み聞かせと娘の音読がいっぺんに終わって一石二鳥。娘はそれとは別に自分の英語の本も読んでます。
英語の話は置いといて、本題の日本語のコト。
ある程度まで日本語のコミュニケーション能力を引き上げたら後はひたすら勉強するしかないのかなと、第二言語である英語が大してできてない私は思ったりする。そこで本を読むという能力が必要になってくる。けど、娘の場合はまだそのレベルではなく、興味もあるような…ないような…日本語読めなくてもこっちの学校で困る事ないしね。必要に迫られてないってヤツだね。
そんな我が家は昨年末から登校前に書き取りと音読を日課にしました。私が勝手に決めて娘にやってもらってるだけの事です。でも、この効果侮れない。毎日15分くらいかなー?しかも、日本語と英語合わせて。時間的には大したことない時間だけど、チリも積もれば山となるってホント。
平仮名を読むのも苦にならなくなった感じだし、英語もライティングがいい感じになりました。まだまだライティングは伸び代だらけ(我ながら、この表現良いなーと惚れ惚れ。ポジティブな表現でしょ?)。だけど、タイミングが重なっただけなのか、急に先生から褒められ始めました。
書き取りと音読の大切さを再認識させてくれた本はコレ。
https://www.amazon.co.jp/小学生のための読解力をつける魔法の本棚-中島-克治/dp/4098373866
そもそも言語能力が低い私。だからこそ、大切さも身にしみてわかるんだけど、自分が培ってきてない能力を子供につけさせるって無謀な事。自分が出来ない事は子供もできないと思えとも思ってるけど、読解力は私には無理かもしれないけど発展途上の子供達ならまだ間に合うかもーと思い本を読んでみました。
例として出てくる生徒さんは麻布の生徒さんなので、世の中にはこんな子もいるんだね〜くらいの生徒さんたちですが、推奨されてる勉強方法は家で簡単にできる事ばかり。推薦図書も有難い。
ウチの場合は翻訳本は原書もしくは英語翻訳本を用意して書き写しに使ったり日々の読書用にしています。日本語の本は何冊か今度日本に帰った時に買い足してこようかなと思っています。自分でよんでくれるとありがたいけど、日本語の本は我が子には難しいので読み聞かせ用かな。娘は伝記が好きそうだから漫画版ででも自分で読むようの伝記とかも追加購入しようかと思っています。
子供の教育って難しい。自分のレベルを差し置いて子供に期待しちゃいけないし…自分を超えて欲しいっていう気持ちもある。さじ加減が難しいなー。