HAPPY TO YOU💕育児と自分磨きの日々

ロンドンで7歳と2歳の育児中のワーキングママの日記です。ずっと抱えてきた心の傷を治すべく格闘した日々の振り返りと日々の育児と日々の記録を書いています。

心が満たされる瞬間⑥

ブログで振り返り始めた自分の心の傷。思い出してると時系列が前後しちゃってる事に気づきます。私にとっては衝撃的な出来事ばかりだったので記憶にも影響してるのかな。


10ヶ月の実家での滞在を終えてイギリスに戻り息子を妊娠した私。なぜかわからないけれど、妊娠中に知ってどうしても読みたいと思った本が

この本でした。

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ロンドンに戻った後だったので友達にわざわざ送ってもらってまで読みました。今少し読み返してみると、親として知っておくべき覚悟のような文章が色んなところに散りばめられていることに気づきます。本の事は別の記事で紹介したいと思います。というか、自分で大切な文章だけ集めておきたいなと思ってます。当時は昔を思い出して感情的に泣きながら読んでました。胎教に良くないのに何故か夢中に泣きながら読んだ記憶があります。

あーやっぱり私は言葉による虐待を受けてきたんだと理解できた本でした。

カウンセラーの著者が書いた傷の癒し方は親との対決。

私はそんな勇気がないと当時思って対決を避けてました。今思えば、社会人になってすぐから兄妹で比較されて嫌だったと訴え続けてたなと思います。何故か両親と昔の話を真剣にする機会が定期的にあって毎度毎度感情的に泣きながら訴えてました。結婚式に読み上げる感謝の手紙にすら書いた執念深い私。伝わらない相手なんだとこの時理解すれば良かったのに、どうしても両親に理解してもらいたかった私。

女優の遠野なぎこさんが彼女のブログで「お母さんに抱かれて寝てる赤ちゃんに嫉妬してしまう。自分もあんな風に抱きしめられたかった。安心して眠りたかった」というような事を書かれていたのを読んだことがあります。引用ではないので一字一句同じではないと思います。彼女の言葉を理解できるようになったのは自分の傷が癒えたんだと自覚し始めたつい最近のこと。初めて読んだ時は意味がわからなかったです。

自分の弱さを受け入れたから自分が昔親にして欲しかった事がわかるのかなと思います(意味不明だったらごめんなさい)。

私は自分が親にどんな風に接して欲しかったのかずっとわからずに子育てをして来ました。怒鳴ることも言葉というナイフで娘の心に傷をつけたことも1度や2度ではありません。少し私の心に余裕が出て来た時から「あの時私はどんな風に接して欲しかったんだろう」と考え始めるようになりましたが、全く思い浮かびませんでした。今は娘の気持ちに寄り添えるように、時間をかけて彼女の声を聞くようにしようと思っています。理想像なのでいつもできてるわけではありません。時々でもできたらいいなと思うレベル。

話を戻して、この本を読んで少し前進したもののまだまだ闇の中にいた私。そのまま2人目の子供である息子を出産しました。母はロンドンまできて手伝ってくれました。一生懸命手伝ってくれたけど、私はまだ闇の中。

色々な気持ちが錯綜する産休になりました。