HAPPY TO YOU💕育児と自分磨きの日々

ロンドンで7歳と2歳の育児中のワーキングママの日記です。ずっと抱えてきた心の傷を治すべく格闘した日々の振り返りと日々の育児と日々の記録を書いています。

ありがとうを期待する心

無事に引越しを終えました。とは言え家の中はこんな感じです。

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ダンボールが廊下やリビング、キッチンに所狭しと並べられています。要は家中ぐちゃぐちゃです。

今週は古い家の引き上げと掃除がメインだったので新居の整理は後回し。とは言え日々の暮らしがあるので、適当にスペースを空けて必要なモノは箱から出して使ってます。そんな生活を数日続けていく中で、狭い収納の少ない家に引っ越すことに意義があったのかなと思うこともあります。それは、断舎利せざる終えない状況に自分を無理やりおけたこと。新居の片付けはまだ始まったばかりで整理もできてない状況ですが、新居ですっきりした生活を送れるように片付けをがんばりたいと思います。

 

そんな狭い家で起こった出来事から感じたことを書きたいと思います。

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写真のようにキッチンで食事を食べられるようにキッチンに折りたたみの机をおきました。そのせいでキッチンはすごく狭いです。代わりにリビングは広くなりました。とは言え、キッチンは私にとっては朝から大忙しの場所。弁当を作ったり、子供たちに朝食を食べさせたり。そんな朝にキッチンが狭いのはすごく不便。家事導線が邪魔されるというか…。そんな中で、娘が私の動きを見てスッとよけてくれました。それだけなら良かったのですが、その後に「ママ、ママが通るためにセナちゃんよけたんだよ。ありがとうは?」と言われました。気を利かせて導線をあけてくれてすごくありがたかったのですが、大忙しの朝にいちいち「ありがとうは?」って言われた私はうんざりして「めんどくさい」と言ってしまいました。そこで素直にありがとうって言えばよかったのかな?正直今の私にはわかりません。

「ありがとう」と「ごめんなさい」はきちんと言えるようになってほしいと願って子供たちに口うるさく言ってきました。そのかいあって娘はこの2つの言葉を言えるようになりました。しかし彼女は自分で言えるのと同様、人にも求めてしまうところがあります。それがこの朝の出来事だったわけで。人に何かを期待することって辛いことだと思う。私がずっとそうだったから辛さがわかります。

相手に何か期待する。期待通りになっても嬉しさも感謝の気持ちも小さい。裏切られたときの落胆っぷり。良いことなんて何もないわけで。

相手に何も期待してないと…何かやってもらったら嬉しさも感謝の気持ちも大きいです。落胆することなんて何もない。いいことずくめ。

だから娘には相手に期待しない人になってほしいそう思ってます。娘が相手に期待するようになったのは、私の育て方が多大な影響を与えています。小さいときから彼女に厳しく当たってきたことで完璧主義になった。情緒不安定なまま娘に接してきて親として一貫性がなかったから私の顔色を伺うようになりました。そのことが、彼女が他人への期待をする性格を形成してしまったのかなと思ってます。

人には長所と短所があるんだよ。得意なことと不得意なことがある。だから、不得意なところは恥じることではない。不得意なことを得意にするために学校に通ってるんだよ。今できなくてもやり遂げるために努力することが大事だと思う。

これは、完璧主義故に学校でパニックを起こしてしまった娘にかけた私の言葉です。これが正しいのかわかりませんが、少しでも完璧主義のレベルが下がってもらえたらと願ってます。

私が植えつけてしまった娘の大きな2つの生き辛い性格、完璧主義と他人に期待すること。どんな風に彼女に植え付けてしまったこの2つの考え方をはいでいってあげたらいいのか。私の考えを話すと同時に私自身の接し方も変えていかないといけないと思っています。自分が辛い思いをしたから娘には同じ思いをさせたくないって思ってましたが、自分のせいで娘に同じ思いをさせることになるとは…後悔しても明るい未来はないので、前向きに娘が少しでも精神的に楽に暮らせる性格になれるように共に歩んでいけたらと思います。