HAPPY TO YOU💕育児と自分磨きの日々

ロンドンで7歳と2歳の育児中のワーキングママの日記です。ずっと抱えてきた心の傷を治すべく格闘した日々の振り返りと日々の育児と日々の記録を書いています。

新しい思考転換術

今読んでる本の中におーっていう思考転換術が載ってたのでブログに書きたくなりました。

今朝のブログにも書いたワタナベ薫さんの「ズルいくらい幸せな人がやっている人生が思い通りになる「シンプル生活」」

Amazonのレビューには手厳しいものも見られますが、私は個人的には好きです。表現が極端すぎる部分があり共感できない部分もあるのは事実です。だけど、私にとってはおーって思うことも書かれてました。

第1章に書かれてた「あなたに、やらなければならないことなんてひとつもない」ということに関する記述は極端すぎる考えで同意できない部分もありました。だけど、今、やらなければならないと思っていることも、実はあなたがやりたいと思ってやっていることという言葉。そう考えれば義務感を抱かずに行動できるなと思いました。私は8歳と2歳の子供を持つ母親です。彼らの養育を放棄することはできません。親として当然の義務です。だけど、元をただせば私が子供を産みたいと願って母にならせてもらえたから発生する義務。ずっとこだわってきた「できるだけ手作りの食事」も自分のこだわりで自分がやりたくてやってること。それに娘は私の手作りの料理もお菓子も喜んでくれます。彼女の喜ぶ顔が見たくて作っているので私自身がやりたくてやっていることと言える。こう考えると今まで義務だと自分自身を縛り付けていた色々なことが精神的に楽にこなせるなと思いました。疲れた時は何もしなくてもいい。宅配で食事をとって食事つくりを放棄することもきっとできるしね。もっと心軽く考えられるようになりそうです。

私の中で一番の押しポイント⁽まだ半分しか読んでないので途中までで⁾は過去の嫌な経験をプラスに書き換えるというところ。まずは感情を吐き出す。そして「ここから学んだ教訓は?」と問いかけ、さらに「この経験値に値段をつけるとしたら?」で締めくくる。これってすごくないですか?私はこの考え方をこの本で初めて知りました。人の振り見て我が振り直せとか、失敗からの教訓とかそういった類の言葉は知ってましたし自分でも学びとして受け入れようとしてたと思っています。ただふいに降りかかる苦い経験は受け入れがたくイライラだけで終わらせてました。

今週の火曜日の仕事での出来事。

私の手技がいまいちだったので、コーディネーターに手伝ってもらわないといけない状況が何度かありました。同じタイミングでコーディネーターあてに別の同僚から電話がかかってきたりバタバタしてました。そこで居合わせた別部署から移動してきた経験がほとんどない若い男の子がコーディネーターに向かって「電話も出ないといけないし他の仕事⁽私のタスク⁾もやらないといけなくてかわいそうに」と私にも聞こえるように言いました。何?っ思いましたが、その場はスルー。その後、別の同僚の休憩カバーで新人さんの教育係をしていた時に新人さんが私に質問してきたのに突然先ほどの同僚が新人さんの質問に答え始め、さらにその答えが間違えてるという…。一連の流れで彼に馬鹿にされてると思ってしまった私は当日、怒り狂い仲良しの同僚に文句ばかり言ってました。他の同僚曰く「おしゃべりなので一言多いタイプの人」だと。そういうことかと思いつつもこの人嫌だわーと思ってました。

だけど、この経験をワタナベ流に解釈すると、当日に仲良しに文句を言いまくって感情を発散させたので第一ステップは終了。そして何を学んだのか。当たり前のことですが余計な一言は他人を苛立たせる。時には悲しみのどん底に落とすことも。このことを身をもって体験出来て学べた。そして、この経験のお値段は、£30だと思ってましたが大事な教訓なので£100くらいに値上げしようかと思います。ありがとうC君。あなたから私は学べましたよ。当日は「困ってても手伝ってあげない」と怒り狂ってましたが、今は感謝。何事も経験ですね。それをどんな風に受け入れるか。そこが一番のポイントなのだと学びました。否定からは何も得られるものはないですからね。

全てポジティブに‼また一つポジティブになれる方法を学べた本でした。

あと半分はお迎えに向かう電車の中で読みたいと思います。