HAPPY TO YOU💕育児と自分磨きの日々

ロンドンで7歳と2歳の育児中のワーキングママの日記です。ずっと抱えてきた心の傷を治すべく格闘した日々の振り返りと日々の育児と日々の記録を書いています。

イギリスで子育てをするメリット

先日、元同僚から妊娠報告を受けました。何だかめっちゃ嬉しかった。何でだろー。将来のこととかも含めて色々聞いてたからかなー。まだ安定期ではないし安心できる状態ではないものの心拍は確認できた様子。良かった良かった。順調に出産の日を迎えてほしいなって願ってます。

そんな彼女からちょくちょく産休のこととか聞かれるわけですが、私が産休をとった4年近く前とは状況が変わってます。何がって上司たちの顔ぶれが…。私が妊婦時代は上司が妊婦への思いやりの異様に強い人だったので、超丁重に扱ってもらえました。重い荷物を運ぶ必要があるときはすぐに声をかけてヘルプに回ってくれたり、立ち仕事を減らすように病院から指示が出たときはすぐにオフィスでの仕事に切り替えてもらったりと手厚すぎるくらいのケアを上司から受けました。がしかし、今の彼女の上司はそういう感じの人ではないから心配。無駄に手厚くケアしろと言うわけではないけれど、やっぱり必要最低限のケアはしてほしいなと。妊娠報告をくれた彼女の現在の上司は思いやりに欠ける人。それは私だけの意見ではなく、周りも満場一致くらいのレベル。彼女の話す言葉を文字にすればとても親切な人ってことになるんだけど、伝わってくる社交辞令というか表面だけの言葉の数々。心に響かない言葉たち。さらには、今だろ?っていう時に気がきかないというか…何というか。

今でも日本は妊婦ハラスメントみたいなことがあるのかなー?私の知る限りイギリスではない。私の中では病欠も含めて日本が異常に冷たいイメージ。昔働いてた病院では風邪ひくとめっちゃ文句言われたし。

「ナースが自己管理できなくてどうするの?」

とか言われたなー。子宮外妊娠して手術した後数日休みが欲しいと申請した人には

「OLさんが中絶手術するときは会社に隠すために次の日には出社してるのよ。何で休まないといけないの?」

とかとか。

心無い言葉の数々。子供が熱出して休むとかも迷惑極まりない感じだった。

これじゃー産めないし産んだ後も働けないよ。ジジババとかのヘルプなしに共働きなんて成立しない気がする。日本の共働きの人たちはどうやってマネージしてるんだろー。

私の経験したイギリスでの妊婦生活は快適そのものでした。身重で大変だからってことで周りからの気遣いもあるし。産んだ後も周りの理解があって育てやすいです。ブログには文句ばっかり書いてる気がするけれど、前の会社も子育ての理解はめっちゃありました。超絶忙しい時期に子供の病気で仕事を休む必要があるときも

「仕事は仕事。家族以上に大事なことなんてないんだから」

と上司から言ってもらえたり。だから6年間も働いてたわけで。今は移動なんかで人員配置が変化したのでちょっと違う環境だけど、妊婦を取り巻く環境は基本的に同じなはず。思いやりに欠ける直属の上司はすっ飛ばしてさらに上に思いやりのあるボスが存在するからそこに相談すればいいのかなと思う。別の意味でのラインマネージャーでもあるし。

昨日、たまたま日本人ママとイギリスで生活することいついて話をしました。お互い共働きのワーキングママ。彼女は

「日本語で仕事ができるというメリット以外に日本で仕事をするメリットが見当たらない」

と言ってました。日本にいたらもっともっと高いストレスの中に身を置いてたんだろうなと容易に想像できます。きっとストレスマネージメントもできず職場で問題起こしてたんだろーなーって思う。来るべくしてやってきたんだろうイギリスで子供にも恵まれ仕事にも恵まれたんだなと今の自分の境遇に感謝しなきゃなと思う。今を迎えるまでに色々な葛藤と自分なりの努力はしてきたつもりだけど、自分だけの力では今の環境は築けてない。

ありがとう。そして、これからもよろしく。

なんか、そんな気分。