疲れがMaxに到達する前に…

今日は家族4人で久々のお出かけ。息子のバレエのコスチュームを買いに行くという名目で4人揃ってセンターまで行きました。

まずは娘の希望のレストランMother Mashでランチ。メニューは大きく分けて2種類。マッシュポテトにソーセージもしくはパイとグレービー。ザ・イギリス料理。渡英したばかりの頃はそれなりに驚いたものの今となっては定番イギリス料理。ただ、私の好みではないので基本的には選ばない種類のレストランですが、ロンドン生まれロンドン育ちの娘は家で基本的に和食をメインに食べてるためイギリスのソールフードもたまには食べたいらしい。そんな娘の希望でランチのお店として選んだもののお味はイマイチ。パイの中身の肉はパサパサだし。旦那曰くこんなもんじゃない?とのこと。イギリスの神髄をまだ味わってないのねー私。私以外の家族には好評だし、ネット上で高評価なのでロンドンを訪れてイギリスのソールフードを味わいたい方にはお勧めです。接客は良いです。フレンドリーな店員さんがサービスしてくれます。お値段も高くないし。ただ長居できるタイプのお店じゃないです。

お昼ご飯を食べて買い物して疲れたしお茶しようと選んだセルフサービスカフェ。イギリスなのでお店のスタッフも客も待たせること待つことに寛容。もうちょっと早くお客を回転させられるだろうに…と思うくらいの感じですが、日本ではないので何とも思わない。そこに3歳前後の子供を連れた親子がいました。どうやら3歳くらいの子はお疲れの様子でぐずってました。なかなか進まない行列の意味なんて子供に理解できるはずもなくグズグズは最高潮に達し並んでる母親の手を無理やり引っ張ってどこかに行こうとしたのか暴れようとしたのか…その子供の態度に我慢の限界を超えてしまったお母さんは子供が手に持ってたジュースを無言で奪い取り子供の手を引っ張ってジュースを棚に戻しに行きました。なぜジュースを取られたのか分からない子供は泣き叫ぶ。

別にこの母親を責める気持ちは全くありません。なぜって私も同じことしてるし、2日前の私なんてもっと酷かったし。お母さんも子供も人ごみの中での買い物で疲れてたんだろうと思います。休憩しようと入ったカフェでも飲み物の注文すらすごい行列。子供の気分をちょっとでも好調にするためのジュースだったはず。ただ、お母さんの疲れが子供のぐずりで最高潮に達し事情を説明する余裕もなく子供に罰を与えるという行為に出ちゃったのかなと私は思います。

子供と一緒に出かけるときは子供のペース優先。小さい身体で付き合ってくれてるくらいに思えれば休憩のタイミングも早め早めに設定できるのかもしれません。だけど、そんなの理想論。子供がいれば毎日の生活も忙しいしセンターに出るとなれば一気に用事を済ませたいもの。だからこそ休憩のタイミングも逃しちゃってお互いの疲れがマックスになっちゃう。簡単なようで難しいこと。人のふり見て我がふり直せ。ちょっと考えさせられた光景でした。自分のことも見つめなおせて良かった。